チョコレート嚢胞 放置 癌化

チョコレート嚢胞を放置すると癌化する?

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チョコレート嚢胞は、卵巣と呼ばれる部分の内部にできた子宮内膜症のことです。
卵巣チョコレート嚢胞とも呼ばれることもあります。
チョコレート嚢胞という名称から、あまり重い病気とは考えにくいという人は少なからずいることでしょう。
しかし、チョコレート嚢胞は放置してしまうことで癌化する可能性が高くなってしまうため決して油断することはできません。
どうしてこの症状ができてしまうのかについてですが、卵巣の中に袋のようなものができます。
これを嚢胞といいます。
その嚢胞の中に古くなった子宮内膜が剥がれ落ちてたまっていくという病気です。
卵巣にできてしまった子宮内膜は、生理がくるたびに剥がれ落ちるようになります。
そしてそれがたまることで、放置して古くなると子宮内膜が酸化するようになり外見がチョコレートのような色になることから名づけられています。
症状については、まず生理が来るたびに生理痛が悪化することになります。
放置することによって、生理以外にも下腹部や腰に痛みを生じるようになります。
また、放置することで排便時にも痛み出すようになることも症状の一つです。
こうした痛みによる症状があった場合には速やかに医師による診察を受けておいたほうが良いでしょう。

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チョコレート嚢胞は、放置することで不妊症を引き起こす原因になるほか、その部分が癌化してしまい、卵巣がんになる可能性が指摘されています。
癌化した場合の腫瘍は良性・悪性・境界悪性という種類に分かれますが悪性の場合、予後が厳しく、放置することで死に至る可能性が高まります。
ですので、癌化する前のチョコレート嚢胞の段階で治す必要があります。
治療法については薬物療法と手術療法の2つがありますが、薬物療法は痛みによる症状の緩和を目的としていますので根本的な治療方法にはなりません。
根本的に症状を起きなくさせるには、手術しかないことを留意します。
ただ、嚢胞が小さい場合には低用量ピルやホルモン剤の投与などで癌化や症状の進行を抑えることができます。
手術療法では、主に腹腔鏡下手術と呼ばれる手術を使って嚢胞を摘出したり、癒着した組織を剥離したり焼き切ったりなどを行います。
ただし、嚢胞が大きく癌化が懸念される場合には卵巣自体を摘出することもあります。
その場合、自然妊娠する確率が低くなる可能性もありますので留意します。

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