チョコレート嚢胞 4センチ 治療法

4センチ以上の大きさになったチョコレート嚢胞の治療法

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子宮では、女性ホルモンの分泌量に合わせて、定期的に子宮内膜が作られています。
この子宮内膜は、細胞が増殖することで分厚くなり、柔らかなベッドのような状態になります。
ここに受精卵が着床すると妊娠することになるのですが、受精卵が作られなかった場合には、不要になった子宮内膜は、体から排出されます。
血液あるいはその塊のような状態で排出されるのですが、これがいわゆる月経です。
ところがこの子宮内膜が、子宮以外の場所で作られることもあります。
これは子宮内膜症と呼ばれているのですが、多くの場合は子宮とつながる卵巣で発症します。
卵巣内の子宮内膜は、チョコレートのようにドロドロとした状態になります。
そのためこれは、チョコレート嚢胞とも呼ばれています。
チョコレート嚢胞ができると、不正出血や強い月経痛が生じるようになります。
しかしチョコレート嚢胞が4センチ以下など比較的小さい場合には、それほど強い症状が出ないこともあります。
また、卵巣から正常に排卵がおこなわれる場合には、妊娠することも可能です。

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ところが4センチを超える大きさになった場合には、適切な治療法で除去することが必要となります。
4センチ以上になると、排卵がおこなわれにくくなるので妊娠が困難になりますし、ガン化する可能性も生じてくるからです。
具体的な治療法としては、薬物療法と外科療法とがあります。
薬物療法は、女性ホルモンの分泌量を変化させることで、子宮内膜が作られることを防ぐという治療法です。
子宮内膜が作られなければ、チョコレート嚢胞は大きくなりませんし、自然治癒力によって徐々に排出され、4センチ以下になっていくのです。
4センチ以下になれば、先述したように強い症状が出にくくなり、月経の時も過ごしやすくなります。
一方外科療法は、腹腔鏡をお腹に挿入し、チョコレート嚢胞を吸い取るという治療法です。
これにより、4センチ以上の大きさのチョコレート嚢胞でも、卵巣から完全に除去されます。
また、妊娠出産を希望していない女性の場合は、卵巣ごとチョコレート嚢胞を摘出するという治療法が選択されることもあります。
この治療法により、妊娠は困難になりますが、ガン化することもなくなります。

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